スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

バッファー機能

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


常にバッファー機能を備えた生き方をしなければならないと思うことが多い。たとえば労働。一つの会社にしがみつく時代は終わり、所属に依存したり組織に埋没することによる犠牲の大きさに気づく。無数のリスクを緩和するための緩衝材を常に備えておかなければ、余裕がなくなってイライラしたり、情緒不安定になったりしてしまうことが懸念される。

バッファー機能の搭載やリスクヘッジは人生においてこの上なく重要なものだが、教育でそれらの重要性を教えてくれることはない。常に何かに所属し、その組織の中のローカルルールに従い、組織政治に打ち勝つことや世間に迎合することが良しとされる。躓いたり失敗したり挫折したり一休みしたり逃げたりすることはそこには想定されていない。

レールの上で全力かつ一義的な価値観に向かって突き進まなければまともな人生が歩めないような社会とその社会を唯一の正義であると錯覚させるための教えが随所にみられる。

労働至上主義が生み出した過労死と家族関係の希薄化、学校歴至上主義が生み出した学科のミスマッチと就職における苦悩、バブルが生み出した消費至上主義、恋愛至上主義が生み出したスクールカーストなど、毒の種類は多岐にわたる。

自分のバッファー機能はどこまで成熟・機能しているだろうか。いま改めて考え直し、点検する時期にきているのだろうと思う。