スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

21世紀の不平等条約

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


人間は無数の不平等条約の下に生きている。人間同士が絶望的に不公平なことは自明であり、労働社会や人間関係がそれを露骨に示しているが、家庭やプライベートの友人関係においても、こうした不平等条約が存在する。たとえば、高齢者介護などをしていると、明らかに老人の身勝手や誠意に欠けた言動、介護従事者に精神的苦痛を与える要望などがあるが、介護を受けている人間は「被害者」「弱者」であるという特権階級にあり、少しの反論も許されない。同様のことが、今の私の職場にも指摘でき、男女で配属部署が極端に異なっていたりというようなことはある。働きアリの話にもあるが、当たり前になった共通の認識の中に、普通ならば想像もできないような不平等が存在している。文明の発達により最低限の治安や衛生環境や社会基盤が守られているが、人権の上位次元における階級意識奴隷制度は根本的な解決に至っておらず、自殺社会がそれを証明していると私には見える。