スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

ベーシックインカムについて再び考える

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


BI導入のメリットとして様々なものが指摘されているが、個人的には「思考と行動を一致させやすい」ことが大きな利点であると思っている。

普段社会の構造に違和感や嫌悪感を持ちながらも、多くの人間が生活資金のために社会システムに仕方なく適合している。そこに疑問を呈すれば、生活資金の提供が絶たれるからだ。

往復何時間もかけて同じ時間に大量の労働者が東京に供給される理由は何だろう。それは会社組織が富が集中する東京に集まっているからだ。

ではなぜ会社は東京に集まるのか。経営者が富を欲しがるからだ。こういう理由で私たちは経営者に生活や人生を支配されながら生きている。満員電車も、駅の行列も、イライラした乗客同士のトラブルも、すべて経営者が私たち の生活を握っているからこそ発生する。まるでジオラマの中に閉じ込められているように、私たちはシステムに適合している。

しかし実態はちっともシステムに納得していない。だから心を病むし、自殺する。若者が異常なまでに自殺している。老人たちは自分たちの社会や秩序の持続のために子供を増やせといっているが、若者は生きたくないのだ。生きたくもない人間が新しい生命を生み出そうとするだろうか。無理がある。

高齢者が満足する社会を作りたいから若者に頑張ってほしいなどという勝手な言い分が世論となり世間となり新聞やテレビでもてはやされる。そしてそれに適合せざるを得ない。

思考と行動が一致しないのだ。死にたいといいながらも人は死なずに生きている。矛盾しているのだ。死にたくならないためにはどうしたらいいか。奴隷構造から解放するしかない。

もちろん死にたい人間は労働だけが原因でそうなっているわけではないが、労働の根幹を成す人間関係から人々が解放されれば、市民の精神衛生状態は抜本的な改善を見せるに違いない。問題意識がありながらもそれを黙殺して生きている無数の人々が、それを建設的な方向に発展解消できるような環境が実現することを願うばかりだ。