スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

老人の苦手なもの

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


ありとあらゆる新しいものが数年単位で登場し、極めて変化の大きい時代を生きてきた団塊世代やバブル世代、そんなどの世代よりも柔軟だと思われる世代が、今や若者批判や無根拠なバッシングに燃えている。自分たちの頃は○○だったという「自分語り」を軸とした自己万能説を用い、それと差異のあるものを徹底的に叩くことによって論理を展開する恐ろしい人種。変化が絶えず発生していたにも関わらず、自分たちの生活が確立すると、変化がそこで停止し、自分たちが享受してきた変化、あるいは自分たちが享受してきた変化が持続した段階までの一サイクルが永遠に循環するかのような前提を相手に押し付けてくる。なぜそうなるのか、自分たちの時代の恩恵が大きかったり、自分たちが相対的に安泰な世代だったり、未曽有の好景気による貯金のおかげで生きてこられたという認識はないのだろうか。これだけ非正規雇用と賃金低下(物価を考慮してもという意味)が顕著であるにも関わらず、今の世代が全面的に悪いという科学的根拠のまったくない精神論を振りかざせるという行為や心理こそが、とても興味深い研究対象にできそうに思う。