スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

負けるが勝ち

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


負けるが勝ちという生き方をここ数年ずっとしている。大学受験まではプライドもかなりあったのだが、受験で大きく失敗し(単なる実力面での問題もあるがそれ以上に進路設計における自身の短絡的で愚かな見通しによって大きな失敗をしたため)、自分の中にある「自分は能力が高くなければならない」という概念が皆無となった。その代わりに、余裕のある気持ちで、周りの人を大事にしながら楽しく生きることを第一に考えようと思うようになり、家事や介護を率先して手伝うようになり、色々と勉強になったことに加え、Kと関わる中で色々な人との出会いや経験を得ることとなった。


そして、こうしたプライドやこだわりがなくなると、余裕のある考え方ができるようになるのだが、向上心については、どうしても減衰してしまうことに気づく。身近な物や環境をいいものにしようとは思えるのだが、社会的な野心が皆無になったし、労働に対してもまったく割り切った考え方しかしなくなった。それは恐らく、こうした能力や意欲的な問題もあるだろうが、不要に他者と競争をしたくないという気持ちも影響していると思われる。1人ですごす時間が増え、今まで以上に他者との人間関係を構築する際に神経を使うようになり、かつ社会や組織、人間の集団に対して抵抗を感じるようになってからは、平穏を破壊されることを極端に恐れるようになり、それを回避するために事前段階でできるだけ相手の満足する結果を提示して自分は引き下がるようにする行動パターンが定着した。


勝つか負けるかがわからないまま不穏な対人折衝を繰り返すことほど神経を使う作業はない。さっさと負けて楽になりたい、とにかく終わらせることで解放されたいと思うようになってしまった。もしかしたら、これは重症なのかもしれない。