スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

喪失耐性

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


祖父母世代と話をしていると、いい時代を生きているからか、やたらと「喪失」を恐れる傾向にあることがわかる。今まで積み上げてきたものやステータス、物品など、いろいろあるが、特に物的喪失を極端に受け付けないところがあるように思える。使わなくなったものも頑なに捨てようとしないし、土地を守ることや家を継ぐことに執着する様子がうかがえる。

私は戸建てにも社会的地位にも関心がない。不便なところに住んだことがないので今更駅から15分も歩くところに住めるとは思えないし、社会的地位についても我慢して組織の奴隷をやったことで手に入る評価など自分自身の評価ではないと思うから。だから確かに今の時点で大切にしているものはあるけれど、何かを失ったりするほど何かを所有しているわけではなく、強く意識することがないのかもしれない。

満たされた人間ほど、何かが満たされなくなったときに取り乱すし、理想が高いほど、不満や不安も大きくなる。
アンビバレンスな世界。