スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

それがルールです

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


祖母の介護をしているんですが、祖母はもともと鬱傾向で、ずっと和室を暗くして引きこもっているんですよ。足腰も動くんですが、ベッドに寝たきり状態で、何にも興味を示さないし話しかけても楽しい話をしても、全然乗ってこないんですよね。

なるほど。おばあさんは無気力状態になっているのかもしれませんね。ある意味、高齢者のセルフネグレクトみたいなものでしょうか。

そうなんですよ。結局、そうやってずっとふさぎ込んでいる祖母を放っておけないし、かといって何かそれについて批判すれば祖母はさらにひねくれて何も話さなくなります。介護にきてくれているヘルパーさんたちもお手上げ状態なので、どうしたらよいのやら。


なるほど。そこまでの状態だと家族が何かできるわけでもないでしょう。施設に入ってもらうというのはダメなんでしょうか。同じ高齢者の方々と遊んだり話したりする中で明るくなるかもしれませんよ。

それがダメなんです。本人はこの家に固執していますし、外に出たくない性格なので、家の中のことばかりが気になっています。この家を離れることなど、想像もできないでしょう。

それをご家族はどう思っていらっしゃるんですか?

どう思うって、そりゃあ仕方ないですよ。祖父は祖母に合わせるしかないし、祖父は祖母が一番可哀想だから息子夫婦・孫と同居すべきだと主張しています。そうすればおばあちゃんが喜ぶだろうと。私はそう は思いませんよ。毎晩帰りに寄って声をかけたり話をしたり、薬飲むのを手伝ったりしても、ちっとも口をきいてくれないですから。親もどう思ってるのかわかりませんが、祖父がそういうなら仕方ないっていう物言いでしたし、愚痴を言いながらも祖父母の主張を呑むと思います。

それは大変ですね。介護ではよくあるんですよ。言っちゃあ悪いですけどね、一番我儘な人に周りのみんなが合わせていくんですよ。それが当たり前になってきて、介護している側同士で消耗戦を始めてしまうんです。労働者もそうでしょ?劣悪な労働環境が悪いのに、仕事で忙しいのを「あいつが仕事しないからだ!」って同僚や部下を責めたりするじゃないですか。経営者が悪いのに労働者同士でいがみ合って いる。介護もそうじゃありませんか?本当はおばあさまに我慢したり譲歩してもらうべきところを、別のすべきじゃない人たちが譲歩して我慢してストレスをぶつけ合っている。

そうでしょうね。親も祖父母の前ではいい顔をして、家に帰ってきてから私に愚痴ったり八つ当たりするんですよ。もう、どうでもいいかなって思ってます。両親は夫婦仲も悪く互いを尊重することを知らない性格なんだとわかってきました。人の悪いところばかり見ているんですよ。家庭を持つことへの憧れも、もうないですね。

は?何を言っているんですかあなたは。お年寄りは弱者なんだから地域や家族で支えるのが当たり前でしょう?みんな我慢してきているんですよ。そうやって、先輩世代 をきちんと支える、美しき文化の継承です。

昔と今では家族構成も人口動態も寿命も違いますよ。。。それに心の病の話じゃないですか。

それがルールなんだよ。それがルールなんだ。いちいち疑問を持つんじゃないよ!!