スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察。個の尊重される社会とは。

松本を訪問した時のメモ

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


8時前の横浜線で八王子を目指すが、いつものごとく混んでいる。平日の横浜線は混んでいるイメージしかないが、なぜか八王子方面の増発はない。相模線と合わせてこの辺の路線は学生が多いので、朝の各駅停車だけでも増発しないと、今後のマンション建設ラッシュに対応できないんじゃないかと余計な心配をしてみる。これは小田急江ノ島線も同じことがいえるかもしれない。

混雑は橋本で落ち着く。そこから八王子まではなんとか自分のポジションを確保できるレベルには収まった。八王子でホットコーヒーを調達してスーパーあずさ5号を待つ。東京方面にあずさ2号が入ってくる。どっかの駅で8時ちょうどのあずさが復活したらしい。1便だけ東京発着が残されていて、事実上のライナーなのだろうとわかる。

乗車列車が入線。あずさ自体は新宿から八王子・立川・三鷹で何度も短距離利用しているのだが、長距離利用するのは昨年の秋以来だ。甲府小淵沢などの甲州各地を経由して、山間部を高速で上っていく。諏訪あたりからは松本都市圏の様相となり、住宅や駅前の商店、飲み屋などが目立つ。酒場放浪記で訪問した上諏訪の「とんちん」が車窓に見えてきて思わず笑う。

あっという間に松本に到着。塩尻ワイナリーが気になった。五一ワインという信州の美味しいワインがグランクラスで提供されていると聞いたので、是非今回購入して帰りたいと思っている。知人へのお土産を考えたりしていると、ホームに到着してドアが開く。清掃員の方が入線列車に向かって一礼をしていた。こういう光景は旅の良さを引き立てる。

外に出るとあまりに寒い。耳あてと手袋がないとやっていられないくらいだ。氷点下1度程度だろうか。詳しくは調べなかったが、とりあえず防寒対策をして外へ出る。オーソドックスなルートで駅前通りを歩き、スクランブル交差点まで進む。百貨店、個人商店、雑居ビルの喫茶店、理髪店、文具屋、赤提灯、ラーメン屋の暖簾など、見ているだけで面白い。それは私が東京から来た人間だからだろうか。

クレジットカード決済の確認をするために、スクランブル交差点近くの郵便局に立ち寄る。出ると、交差点に「タウンスニーカー」というコミュニティバスが停車していた。こういうバスで一通り街全体を俯瞰するのも便利だと思い、次回どこかを散策する際はまずバスに乗ろうと決める。

郵便局に立ち寄ったことを機に、松本城方面に道を垂直に進むこととなる。どうしても路地に興味が向いてしまう。はじめに高砂通りという商店街が目に入り、そこを少し進む。後方にはデパートなどが広がっていた。ここら辺から小さな区画が連続する街並みが始まるようだ。駅から少し外れているというのが、ちょうどよいのかもしれない。

高砂通りを少し歩き、再び大名町通りに戻ってきた。長野銀行が見えてくると千歳橋を渡る。ここからの眺めが松本らしいものだ。四柱神社の前で祭りがおこなわれていた。屋台や出店で賑わっている。初詣にきている客も多いようだった。帰省客がまだ残っているのだろうと思う。

ナワテ通りを進み、おきな堂のところで再び高砂通りへ。イオンモール松本あたりまでずっとまっすぐ歩く。着物屋、人形屋などが連なっていた。良さそうなコーヒー屋があったので後から来ることにする。そろそろ昼食の時間になるので、和カフェというマチカフェに入ってプレートランチを食べることにする。とても美味しくいただけた。

食事を終え、今度は北へ進む。松本城までそこそこ歩くので、食後の良い運動になった。随分と北側にきてしまったので、松本城には反対側から入ることとなる。深志橋から丸の内方面へ進むと、かき船という飲食店があり、ちょうどお堀に浮かんでいるような佇まいに見えてくる。

太鼓門から松本城公園へ。かなりの観光客だった。外国人も多いが日本人もそこそこ来ていた。曇っていたが、この時間だけ少し晴れていた。運が良い。この日は動画中心なので写真がほとんどないが、城址公園で撮影した一枚。

松本城を見終えると、再び高砂通り、本町通りの方へ戻る。繁華街に近い場所を通ったが、カラスが残飯を漁っていた。駅前通りを経由し、朝のルートと同じ交差点・郵便局前から、商店街へ。

松本城の散策を終え、そろそろ帰りの電車の時間も気になり始めるところ。お土産を見る時間を30分確保し、それまでに駅へ戻るとなると、のんびり散歩しながら戻るにはあと30分程度しか時間が残されていないことがわかり、せっかくなので地元のコーヒー屋さんに入ることにする。個人経営のコーヒー屋さんに入ることが最近のちょっとしたマイブームになっている。本町通りに気になったところがあったので、そこまで歩いて戻る。

見るからに面白そうなお店。マスターもとても面白く親切な方で、落ち着いてコーヒーをいただくことができた。福飴を商店会で作っているとのことで、会計時に1ついただいた。とても美味しかった。

駅前まで戻る。途中、丸善を見かけたので、最近の文具を見てみようと立ち寄る。別にここで文具を見なくてもいいのだが、かといって普段文具屋にわざわざ行くこともなく、特急までの時間つぶしにちょうど良かったので入る。マイルドライナーという抑えめの色のラインマーカーがあった。

最後に土産物屋に入る。駅ビルに土産物コーナーが何か所もあり、見ていて面白い。ブドウカレーという珍しいものを見かけたので購入。あとは酒のつまみと五一ワインを。会計時に前のお客さんがお菓子を20個近く購入しており、会計待ちで10分くらいかかってしまったのでお詫びにと駄菓子をいただいてしまった。特に急いでいなかったので全然かまわなかったのだが、ありがたく受け取る。

復路もスーパーあずさだが、今度は新型車両。ヘッドレストやコンセント、開放的なLED照明。清潔なトイレ・デッキなど、どうしても25年の差を感じるだけの要素はあり、旧型車が置き換えの時期にきていることを実感する。JRの最近の特急車両は本当に居住性が高く快適だ。私鉄もこの規格で作ってほしいくらい。

松本は何度も通っているものの、本格的に散策するのは初めてだったので、充実した一日だった。日本の中核市以上の都市で未散策地は那覇会津若松。水戸も行っていないと思ったが、駅前を歩いたことくらいはあるし、再訪して何かを見るほど特徴的なものがあるとも思えないので、パスでよいだろう。会津若松は近々行ってみようと思う。東武の特急リバティにでも乗ってみようと思っている。