スキゾイド雑記帳

人間害悪・人間リスクについての考察

心で考えるvs頭で考える

別館『スキゾイドパーソナリティ障害の生存競争』も更新中です。 http://schizoid.hatenablog.jp/


何かを考えるときに、考えるということについて、頭と心のいずれを介しているのかという観点から、2通りの場合が想定されるのではないかと思う。たとえば、何か自分に助言があった際に、その助言の意味や理由、根拠を考えることが「頭で考えること」であり、その助言を言った相手の気持ちや自分への印象、その場にあった人間関係を思い悩むことが「心で考えること」のような気がする。

どちらも必要なことだが、たとえば、常に委縮されて育つ子供などは、心で考えることしかできない傾向もあるだろう。何かを言われた際に、そうしないと「怒られる」という図式が絶対的なものとなり、仮に他の人間関係において相手が善意で助言をしたとしても、その助言の内容を「解釈する」余裕がなく、自分を否定されたと「感じる」作業で精一杯になってしまい、最終的に、その会話の内容が頭に残らず、責められたという印象だけが記憶に蓄積されてしまい、また同じことを繰り返してしまうようなイメージだ。頭で考えることを放棄し、心で考えることのみを選択してしまうと、恐ろしい結末をもたらす可能性もありそうだ。